マシな方
Posted by jhygrdfgh under 愛する為 | Permalink | | Leave A Comment
その頃、正直彼との関係は冷めていました。
彼の本心はどうだったか分かりませんが、私としては会いたいなどと思うことはなくなっていましたし
彼は彼の生活を送っていてくれて構わないと思うようになっていました。
平たく言えば、興味が殆どなくなっていたわけです。
それならば、話し合うなり別れ話をするなりすれば良い。
・・・そう思われてしまいますよね。
今の私でもそう思うでしょう。
しかし、当時の私はコンタクトを取り合わなくても「恋人同士」の状態をキープすることに意義を見出していたのです。
イザとなれば会える相手。
寂しいと感じたときには一緒に居てくれるであろう相手。
1人で居るよりはマシだと思うズルイ心があったのです。
彼からの誘いに何かと理由をつけて断り続けるのが習慣となってしまった頃
自分の卑怯さに気がつき嫌気が差しました。
彼にも失礼ですし、恋愛に「マシ」なんて考えは不必要なんですよね。
随分と長引かせてしまいましたが、私は彼に別れを告げる為に会うことにしました。
彼は少し笑って
「何と無くわかっていたよ」と言いました。
その瞬間の罪悪感は筆舌に尽くしがたいものがありました出会い スマホ
そうして彼と私はそれぞれの道を行くことと成ったのです。